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No Promises Await at Journey's End

撮影記録「2015 年 G.W.」(1) IZO 〜 ITM 路線を飛ぶ

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最近撮影したものから過去へ向かって記録を残しつつあります。出雲空港で撮影した直近のものは全部記事にしましたので,今回は 5 月の G.W. に東京の実家へ帰るにあたり,ちょっと寄り道して撮影をしていった遠征の記録です。

初回は「IZO 〜 ITM 路線を飛ぶ」です。

IZO, ITM は「3 レターコード」と呼ばれる空港コードです。このブログで今後登場する主だった空港は,

です。秋田,福岡なども今後ドシドシ出てきますが,それらはその時に。余談ですが,4 レターコードというものもあり,例えば羽田だと RJTT というコードもあります。これは管制官が使用するもので,あまりなじみはありませんね。3 レターコードの方は飛行機に乗る時に荷物を預けると長細いタグシールがつけられますが,それに大きく目的地のコードが書かれているので見てみてください。

さて,飛行機の写真を撮るのが趣味ですが,飛行機に乗るのも好きですので遠征で空港へ向かう時は決まって飛行機に乗ります。今回は初めてプロペラ機に乗りました。羽田や成田からの主要な日本の空港は幹線とも言える路線が多いので大きめの機体が主流ですが,地方空港からの幹線への合流には小型機やプロペラ機が多く使用されています。出雲空港から伊丹空港へ向かう場合も短い距離ですのでプロペラ機で運航されているのです。航空会社は JAC こと「日本エアコミューター」です。

すでに出雲空港で撮影した際の記事で登場している機体ですが,実際に乗る場合は徒歩ですので,

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こんな感じです。小型機と言え近くに寄ればかなり大きな機体ですし,なんのかんの言っても 70 人くらいは乗れるのでやはり大きい乗り物です。座席は前の方を取りましたので機内から外を見ると,

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プロペラを間近で見ることができます。いかにも「機窓」らしさが出ているのではないかと思います。出雲空港から伊丹空港までは 50 分程度です。プロペラ機はジェット機ほど高度が高くはないのと,この日は天気が良かったので機内からの景色も期待できます。この趣味は天気に左右される趣味です。

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離陸直後。写真中央の海に面したあたりが島根原発です。

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これが鳥取の上空。中央の海に面したあたりが鳥取砂丘です。この時は機内で客室乗務員の方からアナウンスがありました。

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大阪の上空。さすがに都会は景色も違いますね。建物しか見えません。

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伊丹空港へ近づくと高度もだいぶ下がってきますので,大阪城がいい感じに見えます。伊丹へ飛行機で行く際は左側の窓際がオススメです。大阪城が見えます。高度がだいぶ下がるので雨とかでも見れるのではないかと思います。よほど天気が悪くなければ。

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もう伊丹のすぐ近くです。かなり高度が下がっていますね。

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伊丹空港における最大の航空機撮影スポット。日本の数ある空港の中でも最も熱い撮影スポット。それが,ここです。通称,千里川の土手。この話は長くなるのでいずれ語ります。

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伊丹空港は滑走路が平行に二本あります。写真の上側に見えるのが中型機から大型機が離着陸に使う滑走路。乗っている機体が着陸するのが短めの滑走路で,だいぶ空港敷地内に入ってから降ります。眼下には誘導路を移動中の機体も見えるのです。

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降りたところ*1です。なかなか機体の間近で写真が撮れる機会はありませんのでひとりパシャパシャ撮影していました。他の乗客はどんどん降りていきます。

この後,ターミナル内でちょっと食事をして展望デッキで撮影をします。その写真は次回に。

*1:他の乗客の方が写り込んでいますので一部画像を加工しています。あしからず。