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No Promises Await at Journey's End

読書

今週のお題「読書の夏」ということで。早速。

ありきたりですが,好きな本の紹介です。まずはこれ。

いまを生きる (新潮文庫)

いまを生きる (新潮文庫)

ものすごく厳格な校風にやってきた破天荒な国語の先生が繰り広げるダイナミックな授業が素敵です。これは DVD とかになっているのでそちらを見るのもよいですね。

次はこれ。

砂場の少年 (新潮文庫)

砂場の少年 (新潮文庫)

中学の時に国語の先生が授業中に紹介した本です。主人公が直面する様々な生徒とのやりとり,授業の内容など非常に面白いです。

次はこれ。ご存知の方も多いと思いますが,田中芳樹著「銀河英雄伝説」です。

銀河英雄伝説 文庫 全10巻 完結セット (創元SF文庫)

銀河英雄伝説 文庫 全10巻 完結セット (創元SF文庫)

昔は新書版があって,文庫版があって,別の文庫版があって,と何度も繰り返して出版されています。田中芳樹さんの作品はどれも面白いのですが,やはりこれが一番です。

七都市物語 (ハヤカワ文庫JA)

七都市物語 (ハヤカワ文庫JA)

同じく田中芳樹著の作品。銀河英雄伝説は「毒舌小説」とも称される作品ですが,これは「超毒舌小説」と呼ぶに相応しい強烈な個性の天才軍人たちが織り成す戦いが熱いです。1 冊のみなので手軽に読めます。

放浪の戦士 デルフィニア戦記1 (C★NOVELSファンタジア)

放浪の戦士 デルフィニア戦記1 (C★NOVELSファンタジア)

そして茅田砂胡著の「デルフィニア戦記」シリーズもおすすめ。とてもいい話が多いです。

スカーレット・ウィザード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)

これも茅田砂胡著のシリーズもの。上のデルフィニアと全く方向性の異なる宇宙ものですが,それぞれの続編がひとつにつながったシリーズが今も続いています。私は途中で挫折しましたが。

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

そしてギネス的長編のグインサーガシリーズ。残念ながら作者の栗本薫さんが完結を前に亡くなってしまったのは最近でした。現在,有志連合みたいな形で続編が書かれています。主人公である豹頭のグインが王様になり,かつて仲間だったイシュトヴァーンも王様になっていく 64 巻あたりが一番面白いと思います。

また思い出したものがあれば続きを書きます。