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No Promises Await at Journey's End

GPSロガーで遊ぼう

こんにちは。

遠征 4 日目。関空の最終日です。19:00 発の成田行きの便に搭乗します。今日はホテルをチェックアウトして関空の中でウロウロしたり,お土産を買って実家に送ったりいろいろしていました。最後の撮影は 15:00 過ぎにスクートというシンガポールLCC が 787 で関空にやってくるので,それを撮影して終わりです。

ちょっと時間があったので GPS ロガーの話を。

こんなものを持ち歩いています。GPS ロガーという自分の座標をひたすら記録し続けるデバイスです。昨年 9 月から飛行機の機内で離着陸時もデジカメやスマートフォンのカメラなど電子機器が電波を発しない状態で使用できるようになりましたが,これに合わせて GPS ロガーも使用可能になっています。これで記録したデータを Google Earth に読み込むと,

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こんな感じに座標をプロットしてくれるのです。これは JR 松江駅から乗った空港までのバスの軌跡です。

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出雲空港からの離陸もこんな感じに記録されます。

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島根県から鳥取県のあたりをこんな空路で飛行したということがわかるのです。

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伊丹空港へ着陸する際は北から南の方へ飛んで旋回していますね。これは伊丹空港の着陸は南側からになっていたからです。伊丹空港は騒音問題などがあるため,基本的にはこの方向から進入しなければなりません。よほど風向きが変化した場合のみ北側から着陸することがありますが,年間を通して 10 日あるかないか,という程度です。

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どちらの滑走路へ着陸したか,着陸後にどのように動いたか,などをきちんと記録してくれています。

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これは伊丹から関空へバスで移動した時の経路。見知らぬ土地で移動する時はどこを通ったのかわかるので重要な情報になります。

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関空到着。

実はスマートフォンでもアプリがあるので同じことはできますが,GPS の精度と電池のことを考えると GPS ロガーを持っているとだいぶ違います。特に電池問題は重要で,この機器は単三電池 1 本で 12 時間は使用できます。今日も関空から成田へ向かう際に使用したいと思います。