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No Promises Await at Journey's End

真夜中は別の顔 #finale

ようやく本題で最後です。

羽田に夜間飛来する航空機の数々をご堪能ください。

世界一多くの787が見れる空港

羽田空港は世界一787がたくさん見ることができる空港であると信じます。現時点で世界最高の42機を保有するANAを始め、日本航空や世界のエアラインが787を就航させています。

やはり787と言えばANA。ローンチカスタマとして世界で最初に営業運航しており、現在42機の787を所有しています。

夜になると787シリーズがスポットを埋め尽くします。3機が並びました。

羽田で撮影していると、空路の関係でたまに真上を飛んでいく機体があります。夜で撮ることが難しかったのですが、なんとか形だけは捉えました。

787です。

以前も紹介した787の特別塗装機です。栄光の初号機と二号機だけの塗装です。これは初号機です。

以前もご紹介した「鯖」です。世界で初めて営業運航をした787です。最初にボーイングから納品された1番最初の機体です。

夜間の撮影で光が足りないことを逆に使えばこんな感じの写真にもなります。

JALの787も出発です。

中東のカタール航空の787です。787のライバルとも言えるエアバスA350のローンチカスタマとなっており、世界で初めてA350を受領したエアラインです。世界の航空会社を格付けするランキングでも最大の星5つがつく7つのエアラインのひとつです。

安全面でも非常に高く評価されており、一度は乗ってみたいエアラインです。

エア・カナダの787-9です。エアカナダは少し前までは787-8で運航していましたが、777に変更になったと思っていたら787-9になっていました。

特に見た目が変わらないのですが、これは鯖の二号機です。

来訪者

787以外にも多彩で魅力的な機体が多くやってきます。

韓国のアシアナ航空。ずっとここに留まっていました。

私が昨年搭乗したハワイアン航空のA330です。ハイビスカスの花をつけた女性の顔が垂直尾翼に描かれているのが特徴です。ハワイのオアフ島にあるホノルル空港へ向かいます。

カンタス

この航空会社は「世界一安全な航空会社」です。設立からもう70年近く経ちますが、一度も死亡事故を起こしていない航空会社です。

まあ、トイレが壊れて機内が大変なことになったとかいうことは起きてますが。

安全評価でも常に世界一になるエアラインです。オーストラリアへ向かいます。

フランスのフラッグシップキャリアのエールフランスです。このシンプルなデザインに秘められたフランスの気品を感じます。

マレーシアのクアラルンプールから来たエアアジア航空です。成田へ多く来ていますが、最近は羽田にも来ています。

昼間も来ていますが、台湾のエバー航空

フィリピン航空。

ドラゴン航空というすごい名前。

香港。

タイ航空のジャンボ。

ジャンボは夜でも迫力あります。

アメリカのデルタ航空

アメリカのユナイテッド航空

そして中東ドバイの超大金持ちエミレーツ航空。世界最大のA380を144機発注(1機400億くらいしまっせ)して絶賛運航中ですし、機内の通路が2列あるワイドボディと呼ばれる機体しか買わない「大きいことはいいことだ」を体現するエアラインです。

なんとこのエアラインのA380で運航されるファーストクラスでは上空でシャワーが浴びれるのです。金持ちの考えることはわかりません。

タミ寝を超えて

24時間営業とか夜は賑やかとか成田をdisったような書き方をしましたが、夜中の2時から4時くらいまでは途切れます。

別に展望デッキにもいけますし、ターミナル内も自由に歩きまわれますが、飛行機は行き来しません。明け方の飛行機に乗る人、夜中の便で帰ってきた人、私のように夜通し写真を撮る人、などがターミナル内の椅子や座れるところで寝ています。

そして4時過ぎ。三日月夜空

超寒かったです。コンビニもターミナル内の店も全て閉まっています。喉が渇き、お腹が空きました。少しウロウロして結局、展望デッキにある自販機でファンタとアイスを食べるという愚行。しかも真夜中で寒い展望デッキで人が誰もいないところで震えながら食べました。

天津航空。真夜中の羽田は着陸がどうも第2ターミナルの目の前にあるC滑走路にしているようです。目の前がガラガラなのに降りてきてくれません。

そして、この徹夜撮影の最大の目的がこれ。LCCが羽田にも来ました。ピーチ。

羽田でピーチを撮影する日が来るとは、感慨深いものがあります。これからLCCも増えてくれることを機体します。

この日の「夜」の撮影はこれでおしまい。