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No Promises Await at Journey's End

羽田へ撮影に行ってきました

週末に予定がないと基本的に羽田へ出没します。昨日1月24日に羽田へ行ってきました。

凝りもせずよく行くなぁ、と我ながら思いつつも同業者の方々も多く展望デッキにいらっしゃいます。

カメラを新調して2回目の撮影です。写真を撮るのが楽しくて仕方がない、という蜜月状態です。

基本的に定期運行なので

飛行機も電車やバスなどの公共交通機関です。そのため定期運行なので毎日決まった時間に同じ便が運航されています。

だいたい昼過ぎになるとドイツのルフトハンザの運航するB747-8が飛来します。これは以前も書いたと思いますが、ジャンボの新型です。

この日来たのは一見普通のデザインですが、お尻の方に秘密があります。

1500thと書かれています。これはBoeingが747型機の引渡しが通算1500機目になった記念すべき機体です。その記念のロゴが描かれているわけです。

まだまだ超人気

今回も見ました。

もう毎度おなじみすぎて珍しくもなんともなくなってきましたが、やはりこの機体が来る時間帯は多くのカメラマンが展望デッキに集結します。

だいたいアマチュアカメラマンが集まってくると周囲にいる人たちのカメラやレンズの値踏みが始まります。声には出しませんが互いにチラチラお互いの「愛機」の品評会です。

ファンを悩ませるランチェン

航空ファンに夢と希望を与える天使様、神様、お釈迦さま、仏様、出雲大社さま、となることもあれば、絶望と恐怖を与えるサタン、ベルゼブブ、ルシファーといった悪魔のような存在ともなるのが「ランチェン」こと「ランウェイ・チェンジ」です。

滑走路運用の変更なのですが、早い話が北風運用と南風運用が切り替わることです。

天候が安定しているときは一日中同じ方向で運用されていますが、昨日のように日本中で天気が荒れたりするときは突然切り替わったりします。

昨日到着したときは南風運用だったのですね。この運用時は着陸が遠くになるのであまり狙い目ではないのですが、

スカイツリーの方向に降りてきます。

西日本へ向かう多くの便が欠航になった日でしたが、国際線は健在です。目の前からガンガン離陸していきます。

この運用ならR2-D2の着陸は目の前では見れません。国際線ターミナルで撮影していた人は諦めて地上走行してきた機体を撮影するつもりでした。

逆に南風運用の時に羽田の北側にある「城南島海浜公園」というところへ行くとB滑走路へ着陸する機体が間近で見れます。

R2-D2がここへ来ると狙いを定めて城南島へ来ていたファンも多かったのです。この時ばかりは国際線ターミナル組は「負け組」でした。

しかし、R2-D2が来る直前に神様の逆鱗に触れたのか、悪魔がご機嫌だったのか、ふと離着陸が途切れました。

「まさか!」
「おい!」
「来るのか!」

そんな心の叫びが音のない声となって国際線ターミナル組の間を駆け巡りました。

おそらく城南島海浜公園にいたファンは「オーマイガッ!」と叫んだことでしょう。

ポケモンキタ〜!

♪───O(≧∇≦)O────♪

まさかの展開。直前でのランチェン。まさに棚から牡丹餅。

キタ〜!!!

代打満塁逆転サヨナラホームランを打った気分です。目の前に降りてきました。

戦い終わって

帰りがけにTwitterを見ていたらフォロワさんのお一人が城南島海浜公園で待ち構えていたとのこと。突然のランチェンにしてやられたとのことでした。

おそるべしランチェン。