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No Promises Await at Journey's End

銀河英雄伝説

「敗走させたら右に出るものはいません!」

道原かつみ版のコミック「銀河英雄伝説」の主人公ヤン・ウェンリー氏の後輩であるダスティ・アッテンボロー氏がアムリッツァ星域会戦の際に所属する第10艦隊の司令官ウランフ中将から「逃げるのは得意か?」と聞かれて答えた台詞です。

生きて帰ることを諦めた上官から味方の艦隊を預かり見事戦線を離脱してヤンの第13艦隊に合流したアッテンボロー氏ですが、伊達と酔狂で革命戦争を始めた稀有な人でもあります。

そんな話題満載のコミック版の銀英伝ですが、今日本屋をウロウロしていたら、

こんなものが。またでたのか。原作やOVA道原かつみ版のコミックはラインハルトが上級大将として出撃したアスターテ星域会戦で圧倒的な勝利を収めるシーンから始まりますが、これはラインハルトがキルヒアイスと知り合うところから始まります。

そこからアンネローゼが皇帝に連れて行かれるエピソードや幼年学校へ入るエピソードが続き、1巻はキルヒアイスとともに極寒の惑星カプチェランカに配属されるまでが描かれています。

ヤンはキルヒアイスとラインハルトの会話の中でエルファシルから民間人を脱出させた若き司令官がいる、という話として登場するだけで同盟側の話は語られません。次巻以降に期待ですね。

先月に出てたようですがまったく気づいてませんでした。