今日の昼に衝撃的なニュースがありました。
初代ファミコンが小さくなって登場するみたいです。カセットは刺すのではなく内臓ということ。30 本のソフトが遊べるそうです。主だったものとしては,
- スーパーマリオ
- スーパーマリオ3
- イー・アル・カンフー
- エキサイトバイク
- バルーンファイト
- 魔界村
- グラディウス
- ソロモンの鍵
- FF3
- アトランチスの謎
- ゼルダの伝説
- リンクの冒険
- メトロイド
- 悪魔城ドラキュラ
と。その他のものも懐かしく遊びごたえのあるものばかり。大量に入れて欲しいところではありますが,30 本のチョイスとしてはなかなか良さそうです。
FF3 の話
中でも FF3 が入っているのは驚きです。このころはまだエニックスとくっついていないのでスクウェアなのですが,FF シリーズの初期には天才プログラマのナーシャ・ジベリという人が関わっていたのが有名です。この人は何がすごいっていろいろすごい。ファミコンで飛空艇を飛ばせたのはこの人のおかげ。バグが見つかった時に国に帰ってしまったナーシャに電話して開発者がどこを直せばいいのか聞いたとかファミコンの性能を最大限に発揮するプログラムになっていたから DS への移植が難しかったとか。
ある意味属人的な仕事になってるので実は開発の現場としては割と良くないんですよね。
プログラムも誰が読んでも読みやすく,理解しやすいものを書くのがよしとされているので国際電話して聞かなきゃいけないというのは本来あってはならないこと。とは言ってもナーシャと他のエンジニアのレベル差が凄すぎたのかもしれません。
スクエニになってからも拡散性ミリオンアーサーのサービスが突然終了したことがありました。
ゲーム開発の現場には行ったことがないので実際にどのような仕事をするのか未知な世界ですが,1 人抜けてソフトウェアがメンテできなくなるのは相当属人化しています。まあスクエニだからこういった話題になってナーシャ・ジベリの話が思い出されたりするのでしょうが,普通の企業なら潰れます。
とりあえず楽しめ
いずれも当時のファミコン時代の名作揃い。最近のゲームなんかよりはるかに難易度は高いですし,理不尽ですし,たぶん若人はすぐ嫌になる。これに飛びつくのはアラフォー世代じゃないでしょうか。10 代や 20 代の若い人たちはたぶん興味ないのではないかと。とりあえず Amazon.co.jp で予約しておきました。