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No Promises Await at Journey's End

冬休みの宿題(2) 羽田編〜その弐

今週末は全国的に雪の予報が出ていますが、島根県もいい感じに大雪予報です。14日(土)は出社していくつか就職関係のイベントがあったのですが、天候の影響により中止となりました。

13日(金)は昼頃から雪が降りましたが、吹雪いていていよいよ降り始めたかと思ったら天気が回復して晴れ間が覗いたりしていました。

ということで週末は少し時間に余裕ができました。雪の中をスノータイヤの性能を確認するという興味もちょっとあったのですが、わざわざ大雪の中を外出するのも何かあったらいけないので、基本的には自宅でおとなしくしていようと思います。

前回に続き冬休みに撮影した写真の続きです。

tomohiko37-i.hatenablog.jp

正月3日目に羽田空港で撮影をしていましたが、午後から空港へ行って夜まで撮影を続けていました。そのまま第1ターミナルにあるファーストキャビンに宿泊したのでした。

翌日、第1ターミナルの展望デッキが開く6:30を待ち、早朝から撮影してきました。

飛行機というのは電車と同じで時刻表があります。基本的に定期便として日々決まった時刻表に基づいて運航されています。そのため私のように何度も空港へ行って撮影していると、だいたい同じ時間にいつも見る飛行機がやってくるのです。ごく当たり前の話なんですが。

そのため夜とか早朝だといつもと違った飛行機が見れるのでまた別の楽しさがあります。

上の写真がタイ航空のジャンボです。タイ航空もジャンボで羽田へ来たり777で来たりちょくちょく使用する機材を変更することが多いのですが、最近はジャンボが来ています。

このブリティッシュ・エアウェイズも同じ。早朝に羽田へやってきます。羽田へは777で飛来。いわゆる英国航空というもので、イギリスのナショナル・ふらっぐ・キャリアです。機体のデザインがとてもセンス良く、紳士的なイギリスを象徴したようなイメージを感じます。

そして、羽田空港へ宿泊してまでして早朝に撮影をした理由がこれです。以前にも記事に書いたかもしれませんが「ハミングバード・デパーチャー」です。

羽田空港の滑走路運用についての記事は当ブログの一番人気の記事ですが、そこに書いてある北風運用においては第1ターミナルの展望デッキから見えるA滑走路は着陸専用です。

ところが、この写真は離陸していますね。

これは早朝のみの特別な離陸で、朝の7:30〜8:00の間で騒音が低い機体に限りA滑走路を南から北に向けて、すなわち34Lからの離陸が行われます。

それも2〜3便のみ。

この特別な離陸を「ハミングバード・デパーチャー」と呼ぶのです。第1ターミナルから撮影する理由は、この時期だと国際線ターミナルの後ろに富士山が見えることがあるので、離陸と富士山がうまく絡んで撮影できることが人気の理由なのですが、残念ながらこの日は天気は良かったのですが大気の関係で富士山は見えませんでした。

小型機が多いハミングバード・デパーチャーですが、静音性の高い787も選ばれます。実はこの787のハミングバード・デパーチャーを撮影するのが最大の目的です。

ちなみに過去の写真になりますが、富士山が見えるとこんな感じです。

この日は2便だけハミングバード・デパーチャーで離陸していきました。8時過ぎに一旦ターミナル内に引き上げました。寒かったからというのもありますが、実は昔の会社の同僚がちょうどこの日の9:30の伊丹行きのJALに搭乗するという連絡が前日の夜に来ていて合うことになっていたのです。

時間的にそんなに余裕がなかったので、スタバでコーヒーを飲みながら少し話をしただけで保安検査へ友人を見送ったのですが、そのまま再び展望デッキへむかい友人が乗った飛行機を撮影しておきました。

まあ普通の767ですね。羽田空港から伊丹空港への路線は日本のドル箱路線ですからJALとANAともに1時間に1本くらい朝から晩まで飛ばしています。両方の航空会社を合わせればかなり頻繁に伊丹行きが飛んでることになり、たぶん島根県の電車の本数よりも多いと思います。

この後、国際線ターミナルへ行って来ました。少し撮影はしましたが寝不足か眠くなって来たのでこの日は早めに撤収。翌日、成田空港へ行ったのでした。

次回は成田空港編です。