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No Promises Await at Journey's End

日本酒の知識がない素人が飲んだ日本酒の感想

まあ普段お酒を飲む機会は会社などでの飲み会の場だけなことが多いですが,自宅でたまに嗜むこともあります。「ほろよい」などのごく弱いものですが。

はじめに

先日,奥出雲の酒蔵の道の駅へ行った際に何を思ったのか日本酒を買いました。

tomohiko37-i.hatenablog.jp

先の記事にも買いた通り日本酒なんて飲み会の場で数年に一度くらい口にする程度のものですので,何を買ったらいいのかわかりかねます。

何を買えばいいのか

お店の人に初心者オススメのものを聞けるほど柔軟なコミュニケーション能力も持ち合わせておらず,とりあえずど素人なので何を飲んでも変わらないんじゃないかと自暴自棄に走って値段の高いものをチョイスすれば当たらなくともハズレもしないのではないかという「不敗」の戦法を選ぼうとしましたが,結局は「飲み比べセット」というちょうど良さそうなものがありましたので,これをチョイスしました。

前の記事にも書きましたが,奥出雲の銘柄で純米酒,純米吟醸,純米大吟醸,と3本セットです。この純米酒とか純米吟醸とか純米大吟醸とかがまったくよくわからないのですが,調べてみたら「純米」とついているものが米だけで作っていて,

純米大吟醸 >>> 純米吟醸 >>> 純米酒

という感じで階級が上がっていくようです。

銘柄「奥出雲」

せっかくなので調べてみることにしました。

okuizumosyuzou.com

公式サイトに値段が書いてありますが,今回購入したのは一番小さい 300ml の瓶のものが 3 本セットになったものです。「奥出雲」の値段は,

  • 純米酒 \500
  • 純米吟醸 \650
  • 純米大吟醸 \1,800

と値段が上がっていきます。特に純米吟醸から純米大吟醸にいくときは一気に倍以上の値段になりますね。

実際に飲んでみた

ということで実際に飲んでみました。お酒は弱いです。

3 本を並べてみました。左から純米酒,純米吟醸,純米大吟醸です。瓶の見た目もだんだんと高級感が出てきますね。一気に全部飲むほどの酒豪ではないですし,どうせならじっくりと味わっていきたいので純米酒から数日かけて順に飲んでいきました。

純米酒

最初の純米酒。公式サイトにも「辛口」とあるとおり辛口でした。

少しきついな,という感じです。個人的にはあまり好みの口当たりではないようです。少しきつめな感じがしました。

お酒と一緒に買ってきたおつまみ。これを食べながらだと純米酒の方も少し口当たりが柔らかくなる感じがしました。おつまみはいろいろ試してぴったり合うものを用意したいですね。

もうひとつ一緒に買ったものがこれ。チーズでブラックペッパー入り。これは大失敗です。もともとワインと合うと書いてありますが,この辛口の日本酒とだと余計辛く感じます。チーズの方も刺激が強く感じるのでまったく好みではないです。こういうのが好きな人もいるのかもしれませんが。

純米吟醸

そして純米酒を飲み切った翌日あたりに飲んでみた純米吟醸。

こちらは純米酒に比べるとかなりいい口当たりです。美味しいと思えるお酒です。

イオンで濡れ煎餅を買ってきました。別にパッケージで選んだわけではありませんよ。なんとなく濡れ煎餅と日本酒で合うかな,と思って買ってみた次第です。結果はどんぴしゃり。ものすごく合います。濡れ煎餅食べながら純米吟醸はホントに美味しかった。

純米大吟醸

最後は純米大吟醸。お値段も倍率ドン!さらに倍!お高いだけあって一番飲みやすく「美味しい」お酒です。

\1,800 と高いですが大量に飲むわけではないのでもう一度飲むならこれがいいですね。濡れ煎餅がなかったのが残念。買って来ればよかった。

まとめ

単純な人間なのでお値段の順に美味しく感じました。わかりやすくて良いです。購入した道の駅の酒蔵にはもうひとつ「仁多米」という銘柄のお酒もありました。こちらも飲み比べセットということで同じように 300ml の瓶で 3 本セットのものがありましたので次回はこちらか,と思っていましたが今回の飲み比べでだいたい差が見えてきたので,今度はピンポイントでチョイスしてみようかと思います。