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No Promises Await at Journey's End

華麗なるプログラミング生活(1)

先日の記事で少し思わせぶりなことを書きました。

tomohiko37-i.hatenablog.jp

数年来作りたいと思っていたプログラムが割とあっさり書けてしまった、という話です。1回で書こうと思いましたがうまく書けなかったので、少し何回かに渡って書きたいと思います。

時々ドラクエ11やらFF15の話が割り込むと思いますが、しばしお付き合いください。

今回は予備知識

どうせ読むなら役に立つ記事を、ということで今回はいくつかご紹介になります。今後の展開を語る上で知らなければならないものたち、になります。

Wiki Wiki

ご存知のWikiです。ウィキとかWikipediaとかゲームの攻略とかWikiLeaksとかでよく見かけますね。テキストで決められた記号を使って文章を書いておくと、綺麗な形でブラウザから見れるようにしてくれます。

このWikiというシステムの名前の由来をご存知でしょうか。過去にハワイへ行った時の記事でも書いているのです。

tomohiko37-i.hatenablog.jp

ハワイのホノルル空港(今現在は名前が変わってイノウエ空港)は保安検査を抜けて搭乗口まで結構遠くてシャトルバスが走ってます。そのシャトルバスの名前がWiki Wikiシャトルバスという名前です。Wikiシステムを作った人はここから名前を取っているそうです。

WordPress/はてなブログ

最近特に目にすることがあるWordPressです。これもブログサイトとか作るときによく使われます。我らがはてなブログもこのシステムを継承してるんじゃないかと思うのですが、ほぼ似たシステムです。

Markdown

プログラマが好んで使いたがるのがMarkdownです。Qiitaというエンジニア向けの記事を投稿して技術的な知見を共有するサイトがあるのですが、そこへの記事投稿はMarkdownで書きます。

qiita.com

オフラインでやるものもある

上に書いたWikiとかそう言ったシステムは、基本的にはWebシステムです。つまり自分のパソコンなどにソフトをインストールするのではなく、特定のサーバ上で稼働しているシステムをブラウザから利用するのです。

これはこれで便利なのですが、個人でそう言ったシステムを導入して好き勝手な文章を書こうとすると少し敷居が高いです。

Sphinx

そしてピラミッドの近くにある「スフィンクス」から名前がとられたSphinxというシステムがあります。これはWikiと同じような形でテキストによる文章をHTML形式のファイルに自分のパソコンの中で変換してくれるものです。変換したHTMLファイルをサーバへアップロードすればブログなりWebサイトなりが公開できます。

実はこのSphinxが今回のキーワードです。

LaTeX

似たようなものをご存知でしょうか?理工系の大学などを卒業された方は卒業論文をこれで書いたという方もいらっしゃるのではないかと思います。

LaTeX

私も学生の頃にお世話になりました。ラテックスとか読む人がいますが、らてふと読みます。これは数式などの理工系の文章を書くためのものですが、複雑な数式を簡潔に書けます。

例えば0.5を表す1/2(ニブンノイチ)は、

¥frac{1}{2}

と書くと綺麗な分数で表現してくれるのです。

[改訂第7版]LaTeX2ε美文書作成入門

[改訂第7版]LaTeX2ε美文書作成入門

興味のある方はこの本が鉄板というかバイブルというか、この本を読まずにLaTeXを語るな、というレベルの本です。私が学生の頃は初版か二版くらいでした。

まとめ

今回は今後のお話で登場するシステムについてご紹介しました。長年作りたかった、というものはこれらに関連するものです。

続きます。