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No Promises Await at Journey's End

最近買った「紙」の本たち

たまには本のお話でも。

最近はKindleで電子書籍を買うことが多くなりましたが、たまには本屋へフラッと立ち寄って面白そうな本を買うこともあります。

ジャンルは千差万別。

興味があれば何でも読みます。

貂蝉

フラッと本屋へと書きながらAmazonで買った本なのです。古い本です。2009年なので10年くらい前ですね。

真・三國無双8で貂蝉推しなので久々に読みたくなって古本を探しました。過去に読んでいます。プレイ日記の方でも書いている通り、貂蝉と呂布の話は三国志の最初の話です。まだ曹操・劉備・孫堅がまだ国を作っていない段階でのお話です。

まだ読み返していないので過去のうる覚えですが、確か趙雲と仲良くなるんじゃなかったかと。

アンハッピー・ウェディング

JR八王子駅の駅ビル「セレオ」にある本屋で見つけた小説。幼馴染の男が好きすぎてストーカーレベルで追い続ける若い女性が幼馴染と結婚するための資金集めのために、結婚式に参加するサクラのバイトを始めるお話です。

ただひたすら何度も結婚式に参加するお話です。自宅の近くで幼馴染に会うと「偶然だね、運命を感じるね」が口癖。めんどくさそうな女です。

七都市物語

田中芳樹著「七都市物語」の新版です。昨年の11月頃に出ていたようですがノーマーク。追加でお話が入ったものの様子。

田中芳樹さんと言えば何と言っても「銀河英雄伝説」が有名ですが、銀英伝は通称「毒舌小説」とも言われる作品です。ところが、この七都市物語を読むと銀英伝がとてつもなく上品な作品であることがよくわかります。

キャラが濃い、という言葉では言い表せません。濃すぎるのです。銀英伝でいうとオーベルシュタインとかアッテンボロー、ポプラン、シェーンコップといったキャラを10000万倍くらいした感じのキャラが登場します。

同じく田中芳樹さんの「薬師寺涼子の怪奇事件簿」のヒロイン「ドラよけお涼」もおしとやかな女性に見えてきます。

そんな七都市物語から目が離せません。

数学のきほん

所変わって数学の本です。ここのブログでもたまーに話題にするAIとか機械学習に使う数学を学ぶ本です。若い女の子の対話形式なので楽しく読めます。

この本が気に入ったのは、昨今の数学書で多い「初心者のために数式を使わないで解説した」とかいう激しく勘違いした数学書と大きく異なる点です。

本の中でも教師役の女の子が言ってますが、数式というのは言葉で説明すると長く複雑になる事柄を厳密に簡潔に表現するための道具なのです。数式なしで数学をやろうなんてより難解にしてるだけなのでわかるはずがないのです。

数式使った方が遥かに簡単、そんな本です。

教科書よりやさしい世界史

最後です。「教科書よりやさしい世界史」です。もうジャンルもカテゴリも教科もごちゃごちゃですが、私はもともと歴史が好きなんです。コーエーテクモゲームズの三国志に毒されたわけじゃないんです。

(>_<)

織田信長が「第六天魔王」と名乗ったのは絶対にコーエーテクモゲームズのゲームの中が最初だ、と昔はよく思ってました。すいません。

(>_<)

先生と男子生徒、女子生徒が対話形式で話が進みます。

ちなみにこの本の冒頭で旧石器時代の説明のあたりで、アウストラロピテクスとかが700万年前という説明の後、次の原人が約240年前と書いてあるんです。240年前って1778年頃やねん。

時期で言えば遠山の金さんの時代です。

随分と原人って最近だな、と公式サイトで正誤表を探してみましたが特になく。たぶん「約240万年前」だと思いますが、この本は大学受験のための参考書なので出版元の旺文社に問い合わせしてみました。

ご指摘いただいた、p22 原人の登場ですが、おっしゃるとおり、「約240年前」とあるのは「約240万年前」の誤りです。大変申し訳ございませんでした。学習参考書において、このような誤りを掲載することは決してあってはならないことであると考えます。(旺文社からのメール。原文のまま)

という回答をいただきました。まあ受験生ならこのくらいはわかると思うので特に問題ない感じですね。

続きを読み進めます。