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No Promises Await at Journey's End

真・旅に出ます(3)

前回記事の後、関空の第1ターミナルにあるLAOXに行ってみたらSDカードリーダがありました。安いものを買って780円でした。

私は写真をはじめたころから16GBのSDカードを3枚メインで持ち歩いて使用しています。大容量のものを1枚とか持つのもいいのですが、カードの破損や紛失などのリスクを考慮すると容量の少なめのものを複数枚持つ方が良いかと思っています。

そんなわけで遠征の途中でもその日に撮影した写真をSDカードからパソコンの方へ移動しておかないと翌日撮影する際のカードが不足する可能性が高いわけです。

宿泊先のホテルに着いてすぐに寝てしまい、3時間ほど熟睡した後に目が覚めて活動しています。あまり時間もないのでピックアップで写真を現像しました。

まず1枚目。以前から何度か書いているかと思いますが、関空で最近あまり見ることができなくなった着陸です。展望ホールに近いA滑走路へ北側から着陸します。

ちょうど連絡橋を越えて着陸してくるアングルとなるため、関空での撮影では人気のアングルです。

機体はエアソウル。今年の1月末に関空へ来た頃に就航した韓国の機体です。なぜか航空ファンに人気があります。

もう1枚。今日はこの2機がA滑走路への着陸を見せてくれました。機体はユナイテッド航空の787です。787でこのアングルの写真が撮れたことが一番嬉しいことです。このアングルの着陸は関空へ来ると2機くらいは見れることがあるのですが、自分の好みの機体で見れることは少ないです。その意味で今日は非常にラッキーだったと思います。

そしてもうひとつはこの2機です。機体はいずれもエアバスの最新鋭のA350XWB*1です。この機体は羽田空港だと一時期ドイツのルフトハンザが使用していました。あとはベトナム航空やシンガポール航空が使用している機体です。787の対抗馬的な見方もされますが、実は777の対抗馬というのが本命です。

JALは現在の777の後継機としてこのA350を導入することになっています。オリンピックの頃にはお見かけできるようになるかと。国内線でも使用されるということなので是非乗りに行きたいところですが、対するANAは現在の777の後継機としては新型の777-Xを計画*2しています。

ボーイングが787を最新鋭機として世に出しているのに対してエアバスが最新鋭機として売り出している機体がこのA350です。787のデビューから各航空会社の787運用が昨年あたりからある程度落ち着いて来たと思っていますが、そこに各航空会社のA350が続々と登場して来ています。

他にも撮影した写真は多くあるので、また旅の写真として後日ご紹介します。明日は今回の旅の最大の目的でもある787-10を狙う日です。一応、明日の朝に撮影しようと思っている場所をホテルに来る前に下見しておきました。思った通りに撮れるかどうか少しドキドキしますが、これが航空機撮影の最大の楽しみでもあると思っています。

明日の記事にご期待ください。

*1:細かいことですが、たまにA350XWBと表記しています。XWBはeXtra Wide Bodyの略です。厳密には今現在世界で飛行しているA350という機体はすべてA350XWBというのが正しいです。XWBがつかないA350というのは一度開発がポシャって再度やり直しで1から設計し直した機体がA350XWBなのです。ですが、多くの場合はA350と記載します。このブログの記事ではいろいろ混在しますが指しているものはすべてA350XWBのことになります。まあオリジナル計画のA350は製造すらされていない機体なのであえて区別する必要もほとんどないわけですし。

*2:そのせいでANAが今後も777を運用することから次期政府専用機のメンテナンスは現在のJALからANAに切り替わると言われています。