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No Promises Await at Journey's End

続・遭遇!「伊丹カーブ」〜伊丹遠征日記(11)

早いもので伊丹への遠征から2週間が経とうとしています。そして9月。月日の流れるのはなんと早いことでしょうか。

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。

松尾芭蕉の奥の細道の最初の一文がとても好きです。

tomohiko37-i.hatenablog.jp

伊丹カーブの続きです。

日本航空(JAL)の777が離陸しようとしていました。写真左側へ向けて飛ぶことになります。

そこに全日空(ANA)の737が着陸してこようと大きくカーブ(これが伊丹カーブ)しながら迫って来ます。

JAL機が離陸します。

ANA機が少し早かったのか間隔が狭すぎたようで管制官からゴーアラウンド(着陸のやり直し)の指示が出た模様です。こんなこともあるんですね。

帰りの飛行機に乗る日だったため、あまり長時間の撮影ができなかったのですが、それでも天草エアラインのだった1機の「みぞか号」も見れました。この1機だけで運航する航空会社です。

羽田からJALの「西郷(せご)どん」塗装の機体が飛来。

そして、最後はANAの777が大きくカーブを描きながら着陸して来ました。トリプルセブンが伊丹カーブで着陸してくる姿は流石に圧巻です。

本当は787の伊丹カーブが見たかったのですが、この日はタイミングが合わずに見れませんでした。私が帰りに乗る787-9もこの1〜2時間後に来たのですが、その時はすでに通常の方向に運用が戻っていました。

ちなみに「◯◯カーブ」ですが、他の空港にもあります。一番有名なのが1998年まで香港で見ることができた「香港カーブ」です。香港の啓徳空港に到着する機体が街中を低空で飛行することで有名でした。

世界一着陸が難しいと言われていたそうです。

middle-edge.jp

今は新しい香港の空港になっているので、このカーブは見ることができません。

もう一つは我らが羽田空港です。「羽田カーブ」と呼ばれる着陸があります。これは2010年に羽田空港のD滑走路ができたことでほとんどなくなった着陸ですが、たまに今でも早朝などやることがある模様です。私は見たことがありません。

ただ、DVDが出ているので映像は見たことがあります。

このDVDはAmazonで買ったのですが、一時期羽田空港のモデルプレーンなど置いてあるお店に売っているのを見たことがあります。

ご興味のある方は是非。