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No Promises Await at Journey's End

【考察】家族は最大の味方でもあり、最大の敵でもあり

前の記事に続き、またわかったことを書きます。

2日間に渡って大量のモノを手放しました。私は母親と祖母と3人で暮らしています。小さい頃から片親なので母だけなのですが、母は今回の大量買取について「もったいないと思うけど、部屋が綺麗になる方が大事」という意見。

祖母は「もったいない」の一言。もう90歳の祖母なので、戦前・戦中・戦後を経験してモノがない貧しい時代も経験していると思うので、モノがないことが貧しいこと、モノがあることが豊かなこと、という価値観であることは理解できます。

その価値観を否定することは平和な時代にたかだか40年生きているだけの私にできるわけはありませんが、モノをたくさん持つことで生まれる弊害については確かにあると思いますし、手放すことで得られる開放感のようなものは確かにあります。

ガンプラのキットを買ったまま積み上げてきましたが、新しいものや限定品が出ると買わなければならない強迫観念のようなものがあり、ファンを名乗る以上は全てを持っていないといけないような気になっていました。

まだ少し残っていますが、多くを手放した今は「もう買わなくていいんだ」という気持ちでいっぱいです。これが得られたお金以上の成果だと思います。手放すことでどんどん生まれる新しい価値観をもっと見てみたい、そんな気がしています。