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No Promises Await at Journey's End

新宿行き京王ライナー第1号に乗車!

本日、2019年2月22日(金)から京王線がダイヤ改正します。それに合わせてちょうど1周年を迎えた京王線初の座席指定列車「京王ライナー」が上り方面、つまり新宿行きでも運行されることになりました。しかもWebでチケット購入する場合は1週間前から購入が可能です。その場合は座席の指定もできます。先週Webからの購入をしておいたのですが、すでに結構な数の席が埋まってました。上り方面は朝の通勤電車ですから座ってゆっくり行きたい人が多いのでしょう(私みたいにタダ乗りに来るだけの人もいると思いますが)。

上りの京王ライナー

実は昨年2018年2月22日に京王線の初となる有料座席指定列車「京王ライナー」が運行されて以来、上りの京王ライナーは利用者から多く熱望されていたようです。やはり電車は朝の通勤ラッシュが一番厳しいですからね。そこを例え週に1日だけでも有料の座席指定で通勤することができれば楽しみも増えるというものです。

予感は少し前に

昨年内に京王電鉄から京王ライナーに関するアンケートがありました。私の場合は昨年は週末の帰宅時に京王ライナーを利用するようにしていたためWeb会員になってチケットを購入していました。その設問の中に「上りの京王ライナーがあったら利用するか」というものがあり、もちろんYESと回答していました。そういう質問があるということは京王電鉄でも朝の上りを検討しているのかと予感めいたものはありました。

そして年が明けた2019年に2月22日からのダイヤ改正に合わせて朝の上り京王ライナーの運行が発表されたのです。

それからは京王線の駅構内には随所に宣伝の広告が掲示されていました。ダイヤ改正そのものにも興味はあるのですが、何と言っても目玉は朝の京王ライナーです。これは何としても乗ってみたいと思っていました。

乗るしかない、このビッグウェーブに

なんとWebだとチケットが1週間前から販売になるとのこと。それとなく1週間前の2/15(金)にiPhoneからWebの購入をしてみたらすでに結構な座席が埋まっていました。なんとなく焦った感じになり、窓際で座席を探したら運良くまだあったので即購入。2/22(金)の第1号に乗車することになったわけです。

そして当日

本日、2019年2月22日(金)が来ました。朝6:08発の上り京王ライナーに乗ります。これまで下りの京王ライナーは乗車駅が新宿のみで、停車駅が、

  • 府中
  • 分倍河原
  • 聖蹟桜ヶ丘
  • 高幡不動
  • 北野
  • 京王八王子

と続きました。上りはこれを逆から行きます。京王八王子を出発して北野→高幡不動→聖蹟桜ヶ丘→分倍河原→府中と止まり、乗車できます。ただし、途中下車できません。これだけ注意ですね。下りは府中から先が無料区間になるので、途中から乗って途中下車が可能ですが、上りは乗車したら最後、新宿まで行くしかありません。

朝早めに駅に着く

所用もあったので、駅まで車で行きました。それもあって少し早めに駅に着きました。乗車券は購入済みなので普通に自動改札を通過します。あとはそのまま乗ればいいだけです。

駅のホームには新しく京王ライナー乗車位置の案内がされていました。最近は自宅仕事からの休暇中なのであまり電車に乗りません。これがいつからあったのかわかりませんが、少なくとも羽田へ行く時とかに電車に乗った際は気づかなかったので前日にやったのだと思います。

今回私が乗るのは7号車です。新宿側が10号車で京王八王子側が1号車です。どちらかというと最後列が良かったのですが、向きを間違えていた模様。まあそれほど重要な問題ではありませんが。

回送列車

早く駅に着いたので、先に発車する準特急なども見送っていたのですが、反対側ホームに5000系の回送列車が来ました。

これは京王八王子へ向かって、そのまま折り返しで上りの京王ライナーになる電車です。先頭に「1st」の文字が見えますが、これは今日の初便の表示ではなく京王ライナー1周年の記念表示のようです。

そして、電光表示には6:08の京王ライナーが表示されました。いよいよ乗車です。

そして第1号に乗車

6:08に定刻通り上り京王ライナー2号が北野駅に入線。写真を撮る人も多く、また「何これ?」的に唖然と見守る人も多く。記念すべき上り京王ライナーの第1号です。

乗車にあたっては、間違えて乗車券未購入の人が乗らないように確認があるかと思いましたが特にはなく。ただ、車両のすべてのドアが開かず各車両1箇所だけでした。中に係りの人が乗っていて、ドアが開くと有料の座席指定券が必要です〜と案内していました。特に問題もなく指定の座席に座ることができました。

新宿まで爆走!

前にも書きましたが、京王線は「複線」の鉄道です。部分的に大きな駅などはいくつも線路が敷かれホームもたくさんありますが、基本の路線は複線のため上りと下りしか走れません。そのため各駅停車と言えども走っている最中に急行や特急に追い越されることはありません。追い越されるのは必ず大きな駅で待ち合わせにより追い越されます。

そのため下りの京王ライナーもそうですが、停車駅が少ないと前の電車に追いついてしまうため駅に停止することがあります。なんとか停止というらしいのですが、下り京王ライナーだと明大前駅のホームに止まったり、調布駅の手前で止まります。1分くらいの停止だと思いますがもちろんドアは開きません。

ところが、上りの京王ライナーは府中までは乗車のための停車があるだけで府中から先はかなり飛ばして走行していきました。予想外の展開に驚きつつ、府中〜新宿間で記念のトレーディングカードの配布がありました。

これは嬉しいです。だいたいマニアはこういうものが欲しくて仕方ないですからね。乗らないともらえないものは飛行機にもありますが、不思議と飛行機の方は機体の撮影に拘る派なので搭乗そのものはあまり興味がありません。電車は逆に写真はスマホで撮るくらいなので乗る方が興味ありますね。楽しみ方はいろいろだと思います。

新宿着

定刻の6:47に新宿駅に到着しました。止まったのは明大前駅のみでした。調布駅付近では速度すら落とさずに爆速通過。北野を出てからわずか39分で新宿に到着です。有料座席指定なのでもう少しのんびり旅を楽しみたいところもありますが、そもそも路線が短いので仕方ありません。

到着後に正面から撮影。通勤時間帯ではありましたが、多くの人が写真を撮っていました。この写真の表示にある通り、折り返し各駅停車の桜上水行きとなり、車庫に入る模様です。

まとめ

とにもかくにも上り京王ライナーの第1号に乗れました。トレーディングカードももらえましたし、快適な列車の旅でした。