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No Promises Await at Journey's End

続・R2-D2との再会〜羽田撮影日記(20)

現像が遅くてなかなか写真の記事が書けないのが恐縮です。

tomohiko37-i.hatenablog.jp

2019年2月19日(火)に羽田空港で撮影をした時の写真です。すでに上の記事で撮影に行った時の話は書いていますので、今回は一眼レフの写真を紹介します。

2019年2月19日(火)

ルフトハンザの新塗装

このブログでも何度も紹介しているドイツのナショナル・フラッグ・キャリアのルフトハンザドイツです。最近、飛行機の塗装を一新して新しい塗装を発表して以来、新塗装とまだ変更されない旧塗装の飛行機が入り乱れて飛来します。

この日撮影したのはエアバスの新型機A350XWBです。ルフトハンザは羽田空港へ2便を就航させています。

  • フランクフルト↔︎羽田(747-8)
  • ミュンヘン↔︎羽田(A350XWB)

ドイツには行ったことがないのでフランクフルトとミュンヘンがどのくらい離れた場所で、どのくらいの都市なのかも知りませんが、この2便が毎日来ています。機体が異なるのですが、フランクフルトがジャンボを使用しているあたり、こちらの方が利用客が多いのではないかと思います。

A350は「A350XWB」と表記するのが正しいです。「A350」というのは一度開発が頓挫して「A350XWB」として再開されたのです。しかし、モデル番号を表記するときは、A350-900とかA350-1000と書きます。写真のルフトハンザの機体はA350-900です。

今回の写真だとあまりよくわかりませんが、主翼の先端がクルッと上に反り返っている「ウィングレット」が特徴です。ものすごく反り返っているように見えますが、見る方向によって見え方が変わります。全然反っていないようにも見えたりするので不思議な構造です。

お金持ちになれば

さて、次はいわゆる「ビジネスジェット」です。小型機なので数人しか乗れませんが、個人や企業などで所有する機体なので自分の都合で行き先や時間を決められるのが強みですね。スポーツ選手などでも超有名な選手などは自分専用の飛行機で移動するようです。

まあ、サラリーマンやアドセンスなどで生活費を稼ぐレベルでは買えないと思います。企業に投資をしたり、月へ行ったりしようとするレベルじゃないとダメです。買うだけではなく維持管理や飛ばす時のパイロットなどとにかくお金がかかりますね。

私は個人で飛行機を買うならこんな小さいのではなくA380とか787とか大きいのが欲しいです。そんなシチュエーションは永遠に来ないと思いますが。宝くじに当たっても買えないと思います。

黒いのもカッコいいですね。

中国の塗装は派手だ

中国東方航空です。中国南方航空とか中国国際航空とか似たような名前の航空会社がありますが、この東方航空は特別塗装機が多くあり、しかも日本に頻繁に飛ばしてくれる航空ファンにはありがたいエアラインです。この日来たのは上海にあるディズニーリゾートの宣伝をするための塗装をした機体です。

さすがに日本と異なり派手な塗装ですね。日本のエアラインではここまでやるのはさすがのANAでもないと思います。

国際線ターミナルと第1ターミナルの目の前にあるA滑走路に着陸しました。この日は北風運用です。着陸するとそのまま折り返して国際線ターミナルの方へ地上走行してきます。国際線ターミナルの展望デッキで待っていれば近くで撮れます。スマホとかで狙うには近くに来たらが良いと思います。

派手、といってもミッキーとミニーしか描かれてませんね。色が強烈なので派手に見えますが、この後紹介するJALのディズニー機の方が沢山のキャラが描かれています。

ロゴあり、ロゴなし

世界で最初に787を商業運航させ、世界で最も多くの787を保有するANAですが、下の写真のように機体の横に大きく787と描かれた機体があります。

これ特別塗装機ではなく通常塗装なのです。787の特別塗装機はすでに通常塗装に戻された「鯖」が2機あったのと、今回の記事で最後に出てくる「R2-D2」のみです。鯖が運航されている時にANAが787を前面にアピールするために通常塗装機にも大きく787を描きました。

そして、一定の期間が過ぎたことからある時から納入される機体に787のロゴが施されなくなり、もともと書かれている787のロゴも整備の段階で通常のANAの塗装に戻されて行くことになりました。現在はその過程です。

この記事の執筆時点では国内線用機材と国際線用機材にそれぞれ2機ずつくらいしか残っていません。残念なことではありますが、貴重になったロゴ付きの機体を少しでも多く写真に収めて行きたいと思います。

塗り直して・・・

この機体、ANAが運航するSTAR WARSシリーズの4機のうちの1機です。国内線を飛ぶ767ですが、R2-D2とBB-8がそれぞれ右側と左側に描かれています。前方のSTAR WARSの文字のあたりや主翼のあたりの窓の色など塗装が結構薄くなってきているところが目立ちます。結構、航空ファンからも指摘がTwitterなどに投稿されていますが、だいぶ就航から時間も経過して雨風にさらされることも多いのだと思いますが疲れてきた感じですね。

滑走路運用の変更

羽田空港に限らず、空港というのは滑走路のどちら側から離着陸するか決まっています。両方です。風向きに応じて離発着の方向が決まります。基本的には向かい風になるように離発着します。

tomohiko37-i.hatenablog.jp

詳細はこのブログで一番読まれている(と思う)↑の記事をご覧ください。書いた頃からずっと閲覧数トップを維持し続けています。

で、STAR WARSの機体を見たあたりで突然滑走路運用が変わりました。北風運用から南風運用への変更です。

通称「ランチェン」です。

日中のディズニー塗装

そのランチェンの影響で、上で紹介した中国東方航空のディズニー塗装の機体が目の前から離陸しました。ちょうどJALのディズニー35周年記念の機体と重なりました。日中のディズニー塗装の比較ができますが、どちらもそれぞれの良さが出ていると思います。

日本のディズニー

ディズニー続きです。

時々出てきていますが、ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年記念の機体です。

そしてディズニー35周年記念の機体も離陸。

メインディッシュ

そしてこの日の一番の目玉がご存知R2-D2です。久々に羽田で運用されているR2-D2がやってきました。最近、テレビのCMでANAがウィーンに就航したという宣伝がやっているかと思いますが、この日はウィーンから戻ってきたところでした。ウィーン行ってみたいですね。

※2019年3月5日(火) 訂正してお詫び
この日はウィーンからの帰りではなくてドイツのミュンヘンでした。ウィーンからの帰りだと時間帯は朝になります。大変失礼致しました。訂正してお詫びいたします。

この翌日も実は羽田に行くことになりました。その話はまた次回に。